2020年01月08日
ケトン体
β-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの総称で、絶食、低炭水化物食の摂取、激しい運動時など、体内のブドウ糖が枯渇する状態となった時にブドウ糖に代わるエネルギー源として肝臓で産生されます。
ケトン体は酸なので、血中に多く含まれると血液や体液が酸性になります。
このようにケトン体が増えて血液や体液が酸性になった状態をケトアシドーシスといいます(アシドーシスとは酸血症のこと)。
糖尿病においては、ケトアシドーシスは主にインスリンの不足している1型糖尿病患者さんに起こります。
インスリンが不足した状態では脂肪の代謝が亢進(こうしん)し、血中にケトン体が蓄積してアシドーシスを来し、ひどくなると意識障害を引き起こすため、治療しなければ死に至ります。
生体の内部環境はpH7.4付近が最適な状態で、これよりも酸性でもアルカリ性でも細胞や組織の働きが低下するからです。
このように、ケトン体はケトアシドーシスを引き起こす体に悪い物質と思われがちです。
しかし実際は、インスリンの働きが正常で、ブドウ糖の利用が適切である限り、ある一定濃度のケトン体は極めて安全なエネルギー源となります。
・・・はぁ・・・もっと勉強します・・・
ケトン体は酸なので、血中に多く含まれると血液や体液が酸性になります。
このようにケトン体が増えて血液や体液が酸性になった状態をケトアシドーシスといいます(アシドーシスとは酸血症のこと)。
糖尿病においては、ケトアシドーシスは主にインスリンの不足している1型糖尿病患者さんに起こります。
インスリンが不足した状態では脂肪の代謝が亢進(こうしん)し、血中にケトン体が蓄積してアシドーシスを来し、ひどくなると意識障害を引き起こすため、治療しなければ死に至ります。
生体の内部環境はpH7.4付近が最適な状態で、これよりも酸性でもアルカリ性でも細胞や組織の働きが低下するからです。
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