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2020年02月06日

翼状片:手術の時期

翼状片による異物感やごろつくといった自覚症状があれば手術の対象です。

充血がひどくて美容的に気になるという訴えも手術の適応となります。

充血は点眼治療で減少することもありますので、数ヶ月間点眼治療で様子をみても充血が減少しない場合は手術の対象となります。

また翼状片の侵入が角膜へわずかであるときもしばらくは経過をみておいていいですが、翼状片の大きさが小さくなることはありません。

翼状片が中央へ進行するにつれ、角膜の乱視が生じてきますので、そうなれば、手術の対象です。

乱視があるかないかは自覚症状だけではわからない場合もありますので、眼科で乱視の検査をうけることが必要です。

手術する際、翼状片の先端が瞳孔(黒目の中央)付近にまで及ぶと、手術してもよい視力が得られないことがあるため、黒目の周囲から中央までの中間点に翼状片の先端が近づいた時期が手術の良い適応です。

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Posted by 38z at 18:21│Comments(0)疾患
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